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カーサデルムシカ代表のプログ

カーサデルムシカ代表の千藤伸寿が、音楽教室の経営やピアノの演奏テクニックなど、日々感じたり、勉強したりしたことを綴ります。

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TLV(タイムライフヴァリュー)

 今日は経済用語です。タイムライフヴァリューとは会社側からみたことと、お客さん(生徒さん)からみた2点から考えます。お客さんから見た場合、サービスを受けた期間とその後に続く生涯価値。会社から見た場合、お客様から永続的に得られる収入(利益)のことです。
音楽教室はこのタムライフヴァリューが最も大切になる業種です。
生徒さんが習われている期間(サービス期間)の顧客満足度(CS)の高度化、教室を退会されてからでも、生徒さんの生涯に亘る音楽の価値感持続。
会社側では長く教室に通っていただくことで得られる永続的な利益があるわけです。
例えば、お子さんが幼稚園から中学校卒業までの10年間を平均月謝額8,000円で習われたとします。10年間で96万円ですね。これに楽器の購入が100万円(ピアノを購入されたとして)、楽譜代やイベントなどで10万円(1年で1万円程度かかるとして)、トータルで200万くらいかかるわけです。平均1年に20万ですね。
さあ、経済的に考えなくてはいけないですね。
音楽教室の月謝はお安いところからお高いところまであります。
安いといっても、多分最低価格で4,000円くらい?安すぎる教室には興味がないので、あまり調べてはおりませんのではっきりとはわかりませんが、聞くところによるとこのくらいらしい。
4,000円くらいとしても10年間で50万くらいはかかります。
タイムライフヴァリューの考えで行くと、10年間で50万ならば、会社側の利益はほとんど皆無。
100人教えて1年間で500万、講師の報酬に70%お支払いしたら残りが150万、100人教えようとすると、教室数が3部屋必要になりますから、赤字ですね。社長の給料はでません。
しかも、講師さんが30人程度を教えて、1ヶ月84,000円(1日の拘束時間が通勤を含めて5時間くらいになります)
時給800円のバイトで同じ拘束時間よりも下回るのですよ。
8,000円のお月謝で17万くらいでしょうか。税込みですよ。
会社側としては生徒さんにより良いサービスを提供したい。
しかし、収益も得たい訳です。小売り業ではないので、薄利多売はできないことに着眼します。
大手のようにグループレッスンや独自教材販売による利益、楽器販売による利益もないのですから、教室数と生徒数による利益しかありません。
生徒さんの顧客満足度を上げるために、サービスの高度化(指導内容やハード面)を図り、そのサービスへの対価基準を設けることが必要になります。
カーサデルムシカではハード面の整備、講師の質の向上によりサービスの高度化を目指しています。
又、講師報酬の割合も多分、地域No1です。講師を大切にして、講師のやる気Upも目指しているのです。
お客様には習いやすい月謝価格帯から、専門的な指導を受けられるように設定してあります。
きっと、10年後には音楽が生活にかかせないものになっている!
つぎ込んだ月謝は損ではなかった!
そんな音楽教室です。代表は自信を持って言い切ります。
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