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カーサデルムシカ代表のプログ

カーサデルムシカ代表の千藤伸寿が、音楽教室の経営やピアノの演奏テクニックなど、日々感じたり、勉強したりしたことを綴ります。

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マーケティング手法

 教育支援業の顧客(生徒さん)の人数を増やすには色々な条件やある一定数の壁を越えるためのマーケティング手法がありそうです。条件とは、立地条件やキャパシティ、雰囲気などがあてはまりますよね。
特に、立地条件やキャパシティは資金的にもとても大変なことです。雰囲気は教室内のインテリアから、人の対応まで(服装から挨拶まで)。できることから改善は図れるでしょうか。
さて、今日はマーケティング。
広告メディアやホームページなどを使うのはマスマーケティングですよね。不特定多数へのアプローチとなります。自分の教室をアピールし、一般知名度を上げて行くためには必要なことであろうと新聞折り込みやホームページの更新やアクセス数アップにはげみます。実際、入会をされる方の多くはホームページによるところが大きいです。しかし、本当のマーケティングはここからなんです。ライフタイムヴァリューの考え方からいけば、入会というのはまだ、パーミッション(許可)をいただいただけに過ぎないのです。One to Oneマーケティングがここから始まります。つまり、継続して習っていただくためのマーケティング(逆に言えば、退会者を出さないこと)なんです。ついつい、物品購入(小売り)ではないので、経営者も講師も甘えがちになるのです。1回1回商品を購入していただいているという気持ちが必要ですね。これが次のマーケティングへつながると私は考えています。バイラルマーケティングやパーミッションマーケティングです。口コミやあらかじめ許可を得た顧客候補へのマーケティングです。
つまるところ、誰も知らなかった教室をマスメディア等を通じて知っていただき、入会していただいた顧客のタイムライフヴァリューをあげ、ブランディングをし、更なるマスマーケティングとバイラルマーケティングやパーミッションマーケティングで拡大を図る。という方針を持っているわけです。
今のところ、間違ってはいないようです。もう少し精査して費用対効果などをアップしたいと考えています。

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音楽教室とデフレの影響

 政府と日銀がデフレと発表しました。デフレは全ての業種に大きな影響がでます。物の値段が下がり、それにより企業利益が減少、それが人件費に跳ね返り所得の減少、購入意欲の減退から販売不振、さらに>>>これがデフレスパイラル。貨幣価値はどんどん上がります。しかもこのところの円高により外貨獲得による利益も減少。日本の持つ資産は下がる一方です。
教育支援業はデフレや不況に強い業種とはいわれますが、それでも今回はどうでしょうか。
完全失業率は5%前後(世界標準の統計方法ではもっと高いといわれています)、貧困率は15%超えで先進国中最低、平均年収は毎年下降しています。
民主党が政権を取り、事業仕分けで予算を見直し、生活者中心の控除から給付社会への転換を図っていますから、多いに期待しているところです。民主党も悪い時期に政権を取ったものですが、これで日本のあり方が社会民主主義へ大きく舵をきったら価値観が一変するでしょうね。
さて、音楽教室は教育支援業のひとつですが、学習塾とはちがい、ライフスタイルやライフデザインにかかわるサービスです。デフレにより所得が減ってくると、生活防衛が働きます。欲しい物があったり、やりたいことがあっても、ちょっと我慢しようというアレです。これが音楽教室経営者にはとても怖いのです。今年は不況とはいえ、12名の新規入会もあり(目標には未到達でした)ホッとしているのですが、来年の様相はどうなるかと不安をかかえています。
できることは、まず現有会員さんの不満の解消(満足度UP)による減少の防止、新規入会を考えてみえる方へのライフデザインの提示など、これまで以上に考えていかなくてはならないかなと思っています。容易なレッスン料の値下げだけは避けたいところです。デフレを助長しますしね。
ただ、時勢に合わせて新しいコースは考えています。短時間(15分〜20分)コースや、フリータイムコース、独り親支援コースなど。
大嵐がくるまえに。

アンサンブルアダム演奏会を終えて

 アンサンブルアダムのピアニスト サヴァリッシュ朋子さんは私がまだアラウンド30の頃、まだ10代半ばの頃に私が事務局をしていたピアノオーディションに参加をされて入賞(優勝)されています。
久しぶりにご本人にお会いしました。素晴らしいピアニストに成長されて、今回、見事な演奏を披露されました。聴きにきてくださったお客さんも、大変満足されていたようで、カーサデルムシカプロデュースとしては大成功となりました。次回にはホールを使っての演奏会を行いたいです。
来年にはカーサデルムシカの誇る講師陣や出身者の演奏会を企画しています。
決まりましたら、ホームページ上でご案内します。
私の11月29日の演奏会も、宜しければ足をお運び下さいませ。
基本的にご紹介システムですので、必ず事前にご連絡下さい。

TLV(タイムライフヴァリュー)

 今日は経済用語です。タイムライフヴァリューとは会社側からみたことと、お客さん(生徒さん)からみた2点から考えます。お客さんから見た場合、サービスを受けた期間とその後に続く生涯価値。会社から見た場合、お客様から永続的に得られる収入(利益)のことです。
音楽教室はこのタムライフヴァリューが最も大切になる業種です。
生徒さんが習われている期間(サービス期間)の顧客満足度(CS)の高度化、教室を退会されてからでも、生徒さんの生涯に亘る音楽の価値感持続。
会社側では長く教室に通っていただくことで得られる永続的な利益があるわけです。
例えば、お子さんが幼稚園から中学校卒業までの10年間を平均月謝額8,000円で習われたとします。10年間で96万円ですね。これに楽器の購入が100万円(ピアノを購入されたとして)、楽譜代やイベントなどで10万円(1年で1万円程度かかるとして)、トータルで200万くらいかかるわけです。平均1年に20万ですね。
さあ、経済的に考えなくてはいけないですね。
音楽教室の月謝はお安いところからお高いところまであります。
安いといっても、多分最低価格で4,000円くらい?安すぎる教室には興味がないので、あまり調べてはおりませんのではっきりとはわかりませんが、聞くところによるとこのくらいらしい。
4,000円くらいとしても10年間で50万くらいはかかります。
タイムライフヴァリューの考えで行くと、10年間で50万ならば、会社側の利益はほとんど皆無。
100人教えて1年間で500万、講師の報酬に70%お支払いしたら残りが150万、100人教えようとすると、教室数が3部屋必要になりますから、赤字ですね。社長の給料はでません。
しかも、講師さんが30人程度を教えて、1ヶ月84,000円(1日の拘束時間が通勤を含めて5時間くらいになります)
時給800円のバイトで同じ拘束時間よりも下回るのですよ。
8,000円のお月謝で17万くらいでしょうか。税込みですよ。
会社側としては生徒さんにより良いサービスを提供したい。
しかし、収益も得たい訳です。小売り業ではないので、薄利多売はできないことに着眼します。
大手のようにグループレッスンや独自教材販売による利益、楽器販売による利益もないのですから、教室数と生徒数による利益しかありません。
生徒さんの顧客満足度を上げるために、サービスの高度化(指導内容やハード面)を図り、そのサービスへの対価基準を設けることが必要になります。
カーサデルムシカではハード面の整備、講師の質の向上によりサービスの高度化を目指しています。
又、講師報酬の割合も多分、地域No1です。講師を大切にして、講師のやる気Upも目指しているのです。
お客様には習いやすい月謝価格帯から、専門的な指導を受けられるように設定してあります。
きっと、10年後には音楽が生活にかかせないものになっている!
つぎ込んだ月謝は損ではなかった!
そんな音楽教室です。代表は自信を持って言い切ります。

音の強弱

 音の三要素(属性)の一つ強弱。
まず、はじめに音楽は音の三要素(属性)と音楽の三要素を理解しておく必要があります。
音の三要素は音の大きさ、音の高さ、音色です。
音楽の三要素はメロディー(旋律)、ハーモニー(和音・和声)、リズム(拍子)です。
今日は音の大きさ(強弱)について・・・
当然、演奏には音楽の三要素に音の三要素を演奏上、加味していかなくては表現力は乏しくなります。
フォルテとピアノを対称としてその間にさまざまな音の大きさが存在します。
ただ、音の大きさは絶対的数値で測れるものではなく、相対的なものとしてとらえられます。
この相対的というものはとてもやっかいなもので、心理的にも、また、会場の大きさ、静寂度にも影響されます。又、他の三要素(高さや音色)にも影響されるのです。それに・・・人間の聴取感覚はラウドネス特性と呼ばれるもので制御されており、肉体的個人差も存在します。
さて、こんなことを書かれると迷ってしまいます。どうしたらよいものか?
まず、マトリックスを作ってみましょう。(一番単純な)


高く重い又は明るい       高く軽い又はまろやか


低く重い又は暗い        低く軽い


大きい      ← →    小さい

ここから更に細分化してゆけば良いのです。次回は少し細かくなります。




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